計測制御基礎
Fundamentals of Instrumentation and Control
機械知能工学科 第1年次 後学期 必修 2単位
担当教官名 松岡清利・石川聖二
平成11年4月22日更新
- 目的
本講義では、計測制御の基礎である測定を中心に、
信号の検出の方法を理解させることを目的にする。
測定に必要な、単位と標準、測定の誤差と測定値の取扱を理解させ、
具体的な測定量の検出法を述べる。
また、制御系における計測の役割についても述べる。
- 授業計画
- 計測系の構成
- 測定と単位系
- 測定系における誤差
- 誤差の取扱い
- 長さの標準
- 変位の測定
- 速度の測定
- 質量、力の測定
- 圧力の測定
- 流量の測定
- 液面の測定
- 温度の測定
- 振動・音の測定
- 計測と制御
- 評価方法
基本的には、期末試験を重視するが、学期途中で行うテストの成績も参考にする。
- 履修上の注意事項
測定の基本は物理学にあるので、「物理学I」の科目をよく勉強してほしい。
- 教科書・参考書
- 谷口、堀込:計測工学(森北出版)
- J.P.HOLMAN:EXPERIMENTAL METHODS FOR ENGINEERS (McGRAW-HILL)
- 真島、磯部:計測法通論(東京大学出版会)
- 山崎:センサ工学の基礎(昭晃堂)