データ処理工学
Data Processing and Its Applications
制御工学コース 第3年次 前学期 選択必修 2単位
担当教官名 古谷 忠義
平成11年4月20日更新
- 目的
計算機の発展に伴って、計測された信号や各種のデータを処理することによって
本当に知りたい情報を取り出すことが可能となった。
特徴抽出やパターン認識あるいは雑音の除去などの応用へと
理論的展開がわかるように、基礎からこの講義は開始される。
主としてディジタル計算機による信号処理が講授される。
- 授業計画
- サンプル値定理
[フーリエ級数、フーリエ変換、パーサバルの等式]
- 確率的信号
[ランダム、ストカスティック信号、平均、分散、相関]
- パワ・スペクトル
[相関関数、スペクトル関数]
- フィルタリング
[オン・ライン計算、ウィナーフィルタ、カルマンフィルタ]
- 評価方法
期末試験で評価するが、詳細は未定。
- 履修上の注意事項
特になし。
- 教科書・参考書(教科書:なし、参考書:1〜4)
- 谷荻隆嗣:ディジタル信号処理の理論I(コロナ社)
- 添田喬、他:信号処理の基礎と応用(日新出版)
- 木村英紀:ディジタル信号処理と制御(昭晃堂)
- 森下巌、小畑秀文:信号処理(計測自動制御学会)