知能システム
Intelligent Systems
制御工学コース 第3年次 前学期 選択 2単位
担当教官名 松岡 清利
平成11年4月20日更新
- 目的
本講義では、知能計測システムを測定装置、
あるいは測定システムとその背景にある計測標準とそれへのトレーサビリテイ、
及びセンシング技術の全体として捉え、理解させることを目的とする。
まず、測定装置の要素の静特性とその組合せ特性、動特性とその組合せ特性、
等を講義し、次に、各要素の具体的な説明をする。最後に測定の標準、
及びトレーサビリテイに就いて具体的に講義する。
- 授業計画
- 序論
- 要素の静特性
- 測定要素の組合せ特性
- 測定要素の動特性
- 負荷効果
- センシング要素
- 信号変換要素
- 演算要素
- 表示、記録要素
- 計測システム
- その他、測定の不確かさ、フィードバックを利用した測定装置
- 評価方法
基本的には期末試験を重視するが、
適時行うテストの結果やレポートの内容も評価の対象とする。
- 履修上の注意事項
本講義を十分理解するためには、
「計測制御基礎」、および
「計測工学」の科目を履修しておくことが望ましい。
- 教科書・参考書(教科書:1、参考書:2、3の予定)
- 小宮 勤一:計測システムの基礎(コロナ社)
- 精機学会、計測自動制御学会:工業計測便覧(コロナ社)
- 寺尾 満:測定論(岩波書店)